停電で困ることランキング|電気・水道・エレベーターが止まったときの対策と備え【2026】

停電で困ることランキング|電気・水道・エレベーターが止まったときの対策と備え【2026】 防災

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この記事でわかること

  • 停電で実際に困ること(電気・水道・エレベーター・スマホ・冷蔵庫・暑さ寒さ・情報)
  • 停電中に試せる応急対策(水が出るか、トイレは使えるか、冷蔵庫はどうするか)
  • 停電に備えて用意しておきたいもの(ポータブル電源・ランタン・給水グッズなど)
  • 停電対策に向かない人・代替案・注意点

台風シーズンになると、「停電したら何に困るんだろう」「何を用意しておけばいいの」と不安になることはありませんか。停電は数十分で復旧することもあれば、数日続くこともあります。

この記事では、停電時に実際に困ることを困る順に整理し、それぞれの応急対策と、事前の備えをまとめました。台風が接近する前に、一度チェックしてみてください。

停電で困ることランキング

停電というと「明かりが消える」ことを想像しがちですが、実際はもっと広い範囲に影響が出ます。困りごとを、影響の大きさと復旧までの長さの両方から整理しました。

順位 困ること 起きる理由 影響の長さ
1位 冷蔵庫・冷凍庫の食品 庫内温度が上がる 停電後 2〜4時間で影響が出始める
2位 エレベーターが止まる 電力で動くため 復旧まで(高層階ほど深刻)
3位 水道・給湯が使えない マンションは加圧ポンプが停止 ポンプの方式による
4位 スマホの充電切れ 通信・情報・決済のすべてが止まる 数時間〜1日
5位 照明・生活の明るさ 夜の活動がほぼ不能になる 夜間の間ずっと
6位 トイレ・排水 水が流れない・共用部が停電 断水時は復旧まで
7位 暑さ・寒さ エアコン・暖房が止まる 気温次第で数時間でも危険
8位 エアコンなしによる熱中症 夏は特に危険 数時間で体調に影響
9位 お風呂・シャワー 給湯器とポンプが止まる 復旧まで
10位 情報が入らない テレビ・ネット・Wi-Fiが止まる 復旧の見通しがわからない
11位 電子レンジ・炊飯器・ケトル 調理手段がなくなる 復旧まで
12位 洗濯・掃除・アイロン 家電が動かない 復旧まで
13位 オール電化の給湯・コンロ ガスがないと調理も給湯も不可 復旧まで
14位 自動ドア・オートロック ビルやマンションの共用部が止まる 復旧まで
15位 在宅ワーク・PC作業 ネット・PC・照明が止まる 復旧まで

ここからは、上位の項目を順番に掘り下げます。

1位:冷蔵庫・冷凍庫の食品が傷む

停電で一番「あとから効いてくる」のが冷蔵庫です。庫内の温度は、停電してもすぐには上がりません。冷蔵庫は停電後おおむね2〜4時間、冷凍庫はおおむね24〜48時間程度、温度が保たれると言われています(庫内の量・開閉回数・周囲の気温で変わります)。

ただし、開け閉めするたびに冷気が逃げます。停電中の「ちょっと見てみよう」が一番もったいない行動です。

停電中の冷蔵庫対策

  • 扉は開けない。何を取り出すか決めてから、一度で済ませる
  • 保冷剤や氷を庫内の上のほうに移す
  • 冷凍庫に保冷剤・新聞紙を入れて断熱する
  • 停電が長引きそうなら、保冷バッグ・クーラーボックスに移す
  • 「におい」「ぬめり」「色」がおかしいものは食べない

復旧後にやること

  • 庫内の温度が十分下がるまで、新しい食品を大量に入れない
  • 一度常温に戻った肉・魚・乳製品は、においや見た目で判断せず、迷ったら捨てる
  • 冷凍していた食品は、半解凍の状態を見て判断する

2位:エレベーターが止まる

マンション・ビルのエレベーターは停電すると動きません。高層階に住んでいる人ほど影響が大きく、買い物や通院、ゴミ出し、仕事の移動すべてが制限されます。

停電中・停電後の注意

  • 乗っている最中に停電したら、インターホンで外部に連絡し、係員の指示を待つ(無理に扉を開けない)
  • 閉じ込めに備えて、エレベーター内に飲料水と携帯トイレは置かない(重いものは避け、スマホの充電と飲み物を手元に)
  • 停電が復旧しても、エレベーターの再開は点検後になることがある
  • 階段を使う前提で、必要なものを低層階にまとめておく(高齢者・乳幼児がいる家庭は特に)

事前の備え

  • 水・食料・薬・携帯トイレを1階または自室の手の届く場所に二重に置く
  • 階段でも運べるリュック型の防災袋を用意する
  • エレベーターが止まるとゴミ出しもできないため、匂いの出にくいゴミ袋を備える

3位:水道・給湯が使えない

「停電で水道は止まらないのでは?」と思われがちですが、マンションの多くは電気で動く加圧ポンプで水を上階に送っているため、停電すると上の階で水が出にくくなります。一戸建てでも、ポンプ給水の家は同じです。

また、給湯器はほぼすべて電気で制御されているため、ガス給湯器でも停電中はお湯が出ません。

停電中にできること

  • 風呂の残り湯を生活用水として確保する
  • ペットボトルの水を飲料用に使い、雑用水とは分ける
  • 浄水器やポンプ式の手動給水は、水源がある場合の最後の保険として使う

事前の備え

  • 1人1日約3Lを目安に、最低3日分・できれば1週間分の飲料水
  • 生活用水用のウォータータンク・給水袋
  • 断水に備えた携帯トイレ(1人1日5回が目安)

4位:スマホの充電が切れる

停電時、スマホは連絡手段・情報源・決済・地図・懐中電灯をすべて兼ねます。ここが切れると一気に不便になります。

停電中の節約術

  • 画面の明るさを下げ、省電力モードにする
  • 使わないアプリを閉じ、機内モードや低電力モードを活用する
  • Wi-Fiが止まっていても、モバイル回線が生きていることがある(回線の混雑に注意)
  • モバイルバッテリーは「連絡用」と割り切って使う

事前の備え

  • モバイルバッテリー(容量は大きめを1台)
  • 停電時に自宅でも充電できるポータブル電源(スマホ・ランタン・扇風機まで賄える)
  • 車のシガーソケット充電器(車がある家庭)

5位:照明が使えない

夜の停電は、想像以上に何もできません。スマホのライトは電池を消費するため、長時間の使用には向きません。

事前の備え

  • 電池式・充電式のLEDランタン(できれば2個以上)
  • 手回し・ソーラー式の非常灯
  • ヘッドライト(両手が使えるため、復旧作業や避難に便利)
  • 予備の乾電池(使用する機器と同じ型番を確認しておく)

注意点:ロウソクは転倒・火災のリスクがあるため、停電対策としてはおすすめしません。特に小さな子どもやペットがいる家庭では避けてください。

6位:トイレが使えない・排水があふれる

断水していなくても、マンションの共用部が停電すると、ポンプで排水を送れずトイレが使えなくなることがあります。

停電中にできること

  • トイレットペーパーを流さず、袋に入れて捨てる(排水を詰まらせない)
  • 風呂の残り湯をバケツで流す(配管が生きている場合)
  • 携帯トイレを便器にセットして使う

事前の備え

  • 携帯トイレ(凝固剤付き)を1人1日5回×3日分以上
  • 大きめのゴミ袋(汚物を密閉できるもの)
  • 消臭剤・新聞紙

7位・8位:暑さ・寒さとエアコン停止

停電するとエアコンも暖房も止まります。夏の停電は熱中症のリスク、冬の停電は低体温のリスクがあり、数時間でも危険です。

停電中にできること

  • 窓を開けて風を通す(夏)/窓を閉めて衣類で保温する(冬)
  • 首・手首・足首を冷やす(夏)/太い血管のある場所を温める(冬)
  • 冷たいタオル・保冷剤を首にあてる(夏)
  • 高齢者・乳幼児・持病のある方は、早めに避難所や親戚宅へ移動する

事前の備え

  • 充電式・電池式の扇風機、携帯扇風機
  • 保冷剤、冷感タオル、経口補水液
  • 使い捨てカイロ、アルミブランケット
  • ポータブル電源があれば扇風機や小型暖房が使える(ただし容量と消費電力の確認が必須)

9位:お風呂・シャワーが使えない

給湯器が止まると、お湯が出ません。停電が長引くと、衛生面でも困ります。

停電中にできること

  • 残り湯で手や顔を洗う
  • ウェットシートで体を拭く
  • 湯を沸かせるなら(カセットコンロなど)、タオルを温めて体を拭く

事前の備え

  • ウェットシート、ドライシャンプー
  • カセットコンロとガスボンベ(換気と一酸化炭素に注意)
  • 給水袋・たらい(残り湯を汲み置きする用)

10位:情報が入らない

停電するとテレビ・Wi-Fi・固定電話が止まります。復旧の見通しがわからないことが、一番の不安になります。

停電中にできること

  • スマホのラジオアプリ・ワンセグ・データ通信で情報を取る
  • 自治体の防災アプリ・X(旧Twitter)の自治体アカウントを確認する
  • 電力会社の停電情報ページを確認する(自宅の地域の復旧見込みが出ている)

事前の備え

  • 乾電池式・手回し式のラジオ
  • スマホのオフライン地図のダウンロード
  • 家族との連絡手段の取り決め(ショートメールはつながりやすい)

11位〜15位:調理・家事・オール電化・共用部

生活の残りの部分も、まとめて止まります。

困ること 停電中の対応 事前の備え
調理ができない カセットコンロ・非常食 カセットコンロ、ガスボンベ、アルファ米
オール電化の家は全停止 ガス器具がないため調理も給湯も不可 カセットコンロ、保温グッズ
洗濯・掃除ができない 手洗い・予備の衣類 着替えの備蓄、洗濯用手袋
自動ドア・オートロック停止 手動解錠・管理人への連絡 管理会社の連絡先を紙で保管
在宅ワークが止まる スマホのテザリング・図書館などへ移動 モバイルバッテリー、オフライン資料

停電対策に向かない人・代替案

停電対策の道具は、すべての人に必要というわけではありません。

向かない人

  • 集合住宅で、自家発電や共用の備蓄が手厚いマンションに住んでいる人(まず管理会社の体制を確認)
  • すでに車中泊・車載電源で対応できる人(ポータブル電源より車の活用が現実的)
  • 保管場所がなく、大容量のポータブル電源を置けない人

代替案

  • 車がある場合:シガーソケット充電器+車のエアコンで暑さ寒さをしのぐ
  • 避難所・親戚宅に移動する前提:自宅に大容量を備えず、避難先までの動線を確保する
  • 最小構成で始める:ランタン・モバイルバッテリー・携帯トイレ・飲料水の4点だけでも、停電の困りごとの大半は軽くなる

停電対策の注意点

  • ポータブル電源の容量表示を過信しない。実際に使える電気量は表示より少なく、エアコンなど消費電力の大きい家電は動かない機種もあります。
  • 発電機は屋内・車内で使わない。排気ガスによる一酸化炭素中毒の事故が毎年発生しています。
  • カセットコンロも換気が必須。締め切った部屋で使わないでください。
  • 古いポータブル電源・モバイルバッテリーは膨張していないか確認する。膨らんだものは使用・充電せず、適切に処分してください。
  • 価格・容量・在庫は時期や販売店で変わります。購入前に最新情報を確認してください。

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おすすめの探し方

停電対策は、まず「照明・充電・トイレ・水」の4点から始めるのが現実的です。以下はAmazonで購入できる関連グッズの例です。価格・容量・在庫は時期や販売店で変動するため、購入前に最新の情報をご確認ください。

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よくある質問

Q1. 停電中、冷蔵庫の食品はどれくらいもつ?

冷蔵庫はおおむね2〜4時間、冷凍庫はおおむね24〜48時間程度、温度が保たれると言われています。庫内の量・開閉回数・周囲の気温で大きく変わります。停電中は扉を開けず、復旧後ににおいやぬめりで判断してください。

Q2. 停電したら水道も止まる?

停電だけでは直ちに断水しませんが、マンションやポンプ給水の家では、加圧ポンプが停止して水が出にくくなります。断水していなくても、給湯器は電気で制御されているためお湯は出ません。

Q3. 停電中にトイレは使える?

配管が生きていれば水を流せますが、共用部が停電すると排水ポンプが止まり、使えなくなることがあります。携帯トイレを用意し、トイレットペーパーは流さず袋に入れて捨てるのが安全です。

Q4. 停電対策で最低限そろえるべきものは?

ランタン(照明)、モバイルバッテリー(スマホ充電)、携帯トイレ、飲料水の4点です。ここに、保冷剤・扇風機・カセットコンロを足していくと、長引く停電にも対応できます。

Q5. ポータブル電源は停電に本当に役立つ?

役立ちますが、用途を絞る必要があります。スマホ・ランタン・扇風機・ノートPCなら十分動きますが、エアコンや電子レンジは容量が足りないことが多いです。購入前に「何を何時間動かしたいか」を確認してください。

Q6. 停電の復旧見込みはどこで確認する?

電力会社の停電情報ページで、地域ごとの停電件数と復旧見込みを確認できます。停電中はスマホのデータ通信やラジオで情報を取り、自治体の防災アカウントもあわせて確認してください。

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