2026年の海の日は、7月20日(月・祝)です。7月18日(土)から20日(月・祝)まで3連休になる人も多く、海水浴やSUP、海釣りを予定している家庭もあるでしょう。
一方で、海はプールと違い、風、波、潮の流れが変わります。晴れて見えても、現地の気象・海象が安全とは限りません。
海上保安庁は2026年7月16日から31日まで「海の事故ゼロキャンペーン」を実施しています。4つの重点事項には、マリンレジャー活動における安全対策やライフジャケット着用率の向上が含まれ、防水パック入り携帯電話などによる連絡手段の確保、118番、GPS機能の活用も呼びかけています。
この記事では、海の日の連休に海へ出かける前に確認したいことを、海水浴・SUP・釣りに分けて整理します。予定を優先せず、現地の警報・注意報、風、波、施設の案内に不安があれば中止や延期を選んでください。
2026年の海の日は7月20日
[内閣府の2026年祝日一覧](https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html)では、海の日は7月20日です。海の日は毎年7月の第3月曜日で、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」祝日とされています。
日付や祝日の意味を詳しく知りたい人は、次の記事もあわせて確認できます。
2026年の海の日はいつ?7月20日の3連休と夏休み前の過ごし方
海の日は海へ出かけるきっかけになりますが、「祝日だから海へ行く」ことと「当日の海が安全」なことは別です。出発前には、その日の現地情報を確認しましょう。
海へ行く前に共通で確認したい4項目
海水浴・SUP・釣りは活動内容が違いますが、出発前に共通して確認したいことがあります。
1. 風・波・警報や注意報を確認する
海上保安庁の「海の安全情報」では、全国各地の灯台などで観測した風向、風速、波高などの現況、警報・注意報、緊急情報、ライブカメラなどを確認できます。
前日の天気予報だけで決めず、出発前と現地到着後にも最新情報を見ましょう。天候や海上模様の悪化が予想されるときは、予定を変更・中止する判断が必要です。
2. 安全管理された場所と現地ルールを選ぶ
海水浴では、自治体などの最新情報を確認し、遊泳区域が示され、ライフセーバーや監視員が配置された海水浴場を選ぶのが基本です。
釣りでは立入禁止場所へ入らず、SUPでは出艇・着岸できる場所やローカルルールを確認します。過去に利用できた場所でも、工事、波浪、事故防止などで規制されている場合があります。
3. ライフジャケットを正しく着用する
ライフジャケットは、体格と活動内容、使用環境に合うものを選びます。着るだけでなく、ファスナーやベルトなどを確実に締め、脱げないよう体に合わせることが重要です。
子ども用は、保護者がサイズと着用状態を確認しましょう。損傷がないか、ベルトやファスナーを確実に締められるかも出発前に確認し、製品ごとの使い方や点検方法は取扱説明書に従ってください。
4. 防水した携帯電話と118番を確認する
海上保安庁が示す自己救命策の3つの基本は、ライフジャケットの常時着用、携帯電話など連絡手段の確保、海のもしもは118番です。
携帯電話は荷物の中に置かず、防水パックなどに入れて活動中も身につけます。通報時に位置情報を伝えられるようGPS機能をオンにし、充電残量も確認しましょう。
海水浴の事故防止チェック
海はプールと違い、波や潮の流れがあります。安全管理された海水浴場を選び、遊泳区域や監視員の案内に従いましょう。
子どもから目を離さない
海上保安庁は、海水浴場の人混みでは子どもが保護者を見失うことがあるとして、目を離さないよう注意を呼びかけています。
「近くにいるから」ではなく、子どもの位置と様子を継続して確認します。浮き具を使っていても、大人の見守りの代わりにはなりません。
飲酒後や体調不良のときは泳がない
飲酒後、過労、睡眠不足の状態では海に入らないようにします。準備運動を行い、寒さや疲れを感じる前に海から上がりましょう。
離岸流に注意する
離岸流は岸から沖へ向かう強い流れです。流されたと感じたら、慌てて流れに逆らい続けず、周囲に助けを求めます。海上保安庁の案内では、岸と平行に泳いで流れから抜ける方法が示されています。
ただし、状況によって安全な対処は変わります。まずは監視員のいる遊泳区域を選び、現地の指示に従ってください。
SUPの事故防止チェック
SUPはボードに浮力があっても、風で沖へ流されたり、海中転落を繰り返して体力を消耗したりするおそれがあります。
ライフジャケット・リーシュコード・防水携帯を確認する
海上保安庁のSUP向け安全情報では、常時装備として次のものを案内しています。
- 体格と使用環境に合うライフジャケット
- 使用環境・用途に合うリーシュコード
- 防水パック入り携帯電話
- 気温と水温に合うウェア
- 飲料水
リーシュコードは種類によって適する環境が異なります。現地の事業者やインストラクターの説明、製品の取扱説明書を確認し、自己判断で不適切なものを使わないようにしましょう。
出航前だけでなく途中でも風を確認する
岸では穏やかに感じても、沖では風の影響を受けます。風向や風速、波、帰着までの体力を確認し、初心者は単独で出ないようにします。
強くなってから戻ろうとせず、余裕があるうちに引き返しましょう。
海釣りの事故防止チェック
防波堤や岩場では、足元の滑りや波、海中転落に注意が必要です。立入禁止場所には入らず、安全が管理された釣り場を選びましょう。
釣り場に合う履物とライフジャケットを選ぶ
濡れた場所や海藻のある場所は滑りやすくなります。釣り場の環境に合う、滑りにくく脱げにくい履物を選びます。
ライフジャケットも、磯、防波堤、船など使用場所に合うものが必要です。選定に迷う場合は、釣具店やメーカー、乗船する船の案内に確認しましょう。
単独行動を避け、退避経路を確認する
海上保安庁は、万一に備えて単独行動を避け、到着時に上陸場所や救助方法を確認するよう案内しています。
釣れていても、天候や海上模様が悪くなりそうなら中止します。防波堤や岩場は逃げられる場所が限られるため、早めの退避が大切です。
出発前の30秒チェックリスト
- [ ] 行き先周辺の警報・注意報、風、波を確認した
- [ ] 開設・利用可能な場所と現地ルールを確認した
- [ ] 体格と活動に合うライフジャケットを点検した
- [ ] 携帯電話を防水し、活動中も身につけられる
- [ ] GPS機能と充電残量を確認した
- [ ] 家族・同行者が118番と集合場所を知っている
- [ ] 子どもの見守り担当を決めた
- [ ] 飲酒後は泳がないと共有した
- [ ] 中止や撤退の条件を決めた
- [ ] SUPはリーシュコード、飲料水、適切なウェアを確認した
- [ ] 釣りは安全な履物、立入可能区域、同行者を確認した
一つでも確認できない項目があれば、現地へ着いてから考えるのではなく、出発前に解決しましょう。
よくある質問
Q. 2026年の海の日はいつですか?
2026年7月20日(月・祝)です。7月18日(土)から20日(月・祝)まで3連休になる人も多い並びです。
Q. 海へ行く当日は何を確認すればよいですか?
天気予報だけでなく、現地周辺の警報・注意報、風向・風速、波、海水浴場や施設の開設・規制情報を確認してください。海上保安庁の「海の安全情報」では、各地の気象・海象の現況や緊急情報などを確認できます。
Q. 海の事故は何番へ通報しますか?
海での事件・事故は、局番なしの118番です。通報時に現在地を伝えられるよう、携帯電話のGPS機能をオンにし、防水して携行しましょう。状況に応じて110番や119番への通報が必要な場合もあります。
Q. SUPで最低限確認したい装備は?
海上保安庁は、ライフジャケット、環境に合うリーシュコード、防水パック入り携帯電話、気温・水温に合うウェア、飲料水を常時装備として推奨しています。利用場所のルールやスクールの指示も確認してください。
Q. 離岸流に流されたらどうすればよいですか?
まずパニックを避け、浮力を確保して周囲へ助けを求めます。海上保安庁は、泳げる状況では岸と平行に泳いで流れから抜ける方法を案内しています。体力や浮力がない状態で無理に泳がず、監視員のいる海水浴場を選ぶなど事前の備えを優先してください。
まとめ
2026年の海の日は7月20日(月・祝)です。海水浴、SUP、釣りを楽しむ前に、風・波・警報や注意報、安全管理された場所、ライフジャケット、防水した携帯電話、118番を確認しましょう。
海上保安庁の「海の安全情報」は、出発前だけでなく現地でも確認できます。予定を守ることより、安全に帰ることを優先し、不安があれば中止や延期を選んでください。
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