台風13号が「猛烈な」勢力に発達中。大暑を過ぎた2026年夏の台風シーズン本格化
2026年7月30日現在、台風13号(ドルフィン)が急速に勢力を強め、「猛烈な」台風として西北西へ進んでいます。中心気圧920hPa、最大風速55m/sという強大なエネルギーを持ち、今後さらに発達して最大瞬間風速80m/sに達する見込みです。
気象庁の予報によると、8月4日には小笠原近海に接近する可能性が高く、その後の進路によっては本州にも影響が出る恐れがあります。台風が接近してから慌てないよう、今すぐ準備を始めましょう。
この記事では、気象庁の公式データに基づく最新の台風情報と、首相官邸・消防庁が推奨する台風準備チェックリストを網羅的にまとめました。防災グッズの選び方も併せてご紹介します。
台風13号の最新状況
気象庁が7月30日06時に発表した台風情報によると、台風13号は以下の状況です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 台風番号 | 令和8年台風第13号(2026年) |
| 国際名 | ドルフィン(DOLPHIN) |
| 強さ階級 | 猛烈な |
| 存在地域 | ウェーク島近海 |
| 中心位置 | 北緯16度05分・東経166度20分 |
| 中心気圧 | 920hPa |
| 中心付近最大風速 | 55m/s |
| 最大瞬間風速 | 75m/s |
| 進行方向・速さ | 西北西に20km/h |
| 暴風域 | 全域で150km(25m/s以上) |
| 強風域 | 北西280km・南東220km(15m/s以上) |
台風13号は7月27日15時にマーシャル諸島近海で発生し、わずか3日間で「猛烈な」勢力に急成長しました。ピーク時は7月31日から8月1日にかけて、中心気圧910hPa・最大瞬間風速80m/sまで発達する予想です。
「猛烈な」台風とは、最大風速が54m/s以上の台風を指す気象庁の階級で、これほどの勢力を持つ台風が日本列島に接近すれば、重大な被害が発生する可能性があります。
日本への影響予想時期
気象庁の予報円に基づいた台風13号の接近スケジュールは以下の通りです。
| 日時 | 中心気圧 | 強さ | 最大風速 | 存在地域 |
|---|---|---|---|---|
| 7月30日18時 | 920hPa | 猛烈な | 55m/s | ウェーク島近海 |
| 7月31日06時 | 910hPa | 猛烈な | 55m/s | ウェーク島近海 |
| 8月1日03時 | 910hPa | 猛烈な | 55m/s | 南鳥島近海 |
| 8月2日03時 | 920hPa | 猛烈な | 55m/s | 南鳥島近海 |
| 8月3日03時 | 925hPa | 非常に強い | 50m/s | 南鳥島近海 |
| 8月4日03時 | 935hPa | 非常に強い | 50m/s | 小笠原近海 |
影響時期の目安
- 8月1日〜3日: 南鳥島近海に接近(日本の最東端の離島)
- 8月4日頃: 小笠原諸島に接近する見込み(気象庁予報圏内)
- 8月5日〜8日頃: 本州に接近する可能性(シミュレーションによって西日本〜東日本)
複数の民間気象機関によると、来週後半に西日本から東日本へ接近するシミュレーションも出ていますが、8月5日以降の進路は予報円の誤差が大きくなるため、確定的なことは言えません。気象庁の最新情報をこまめに確認しましょう。
台風準備チェックリスト
ここからは、首相官邸「災害が起きる前にできること」、政府広報オンライン「ACTION01」、消防庁「非常用持出品チェックシート」に基づいた、具体的な台風準備チェックリストをご紹介します。
家族で事前に決めておくこと
台風が来る前に、家族で話し合っておくべきことを整理します。
- 避難場所・避難経路の確認: ハザードマップで自宅周辺の危険箇所(浸水想定区域、土砂災害警戒区域など)を確認し、安全な避難経路を複数確保しておきましょう。
- 家族の集合場所: 万一バラバラになった場合に備え、自宅・近所の安全な場所・広域避難所の3箇所を想定しておきます。
- 安否確認方法: 災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板の使い方を家族全員で確認しておきます。携帯電話がつながりにくい場合でも、SNSの安否確認機能やLINEのオープンチャットも活用できます。
- こどもの引渡しルール: 保育園や学校からの引き渡し方法を事前に確認。台風接近時に登園・登校させるかどうかの判断基準も決めておきましょう。
家の外で準備すること
ベランダや庭にある飛ばされやすい物は、室内にしまうか固定します。
- 植木鉢・物干し竿・自転車: 強風で飛び散ると凶器になります。必ず室内へ移動させましょう。
- 側溝・排水口・雨どいの掃除: 落ち葉やゴミが詰まると雨水が溢れ、浸水の原因になります。事前に清掃しておきましょう。
- 車の置き場所確認: 低地や崖の下は避け、高台の駐車場やガレージに移動させます。
家の中で準備すること
室内でもできる対策を徹底します。
- 窓ガラスの飛散防止フィルム貼付: ガラスが割れた際の破片によるケガを防ぎます。カーテンやブラインドも閉めておくとより安全です。
- 雨戸・シャッターの閉め方確認・補強: 動かない場合は釘や板で補強します。
- 家具の転倒防止固定: L字金具、転倒防止ベルト、粘着マットを使って大型家具を壁に固定します。
- 引き出しストッパー・扉開放防止器具: 地震や揺れで引き出しが開き、中身が飛び出すのを防ぎます。
- 窓の近くに寝ない・物を置かない: 就寝時の安全性を確保するため、窓から離れた場所で休みましょう。
備蓄品(3日分〜1週間分)
大規模災害時は、ライフラインの復旧に1週間以上かかることもあります。余裕を持って備蓄しましょう。
飲料水・食料
- 飲料水: 1人1日3リットルを目安に、最低3日分(できれば1週間分)を用意します。2リットルのペットボトル×6本×人数が目安です。
- 非常食: アルファ米、缶詰、乾物、乾パンなどを3日分用意。賞味期限は半年〜1年に1回チェックして入れ替えましょう。夏の暑さ対策グッズと合わせて用意しておくと、熱中症と台風の両方に備えられます。
- カセットコンロ・ボンベ: ライフラインが復旧するまでの調理用。ボンベは1日1本×7日分を目安に用意します。
- トイレットペーパー・ティッシュ: トイレが使えなくなる場合に備え、多めにストックします。
- 携帯トイレ・簡易トイレ: 5〜6回×人数×7日分を用意。断水時に不可欠です。
生活必需品
- マッチ・ろうそく: 停電時の明かりとして。ただし火災に注意し、LEDランタンを優先しましょう。
- ポリ袋・ラップ・アルミホイル: 調理、清掃、ゴミ処理など多用途に使えます。
- ウェットティッシュ: 水が使えない場合の清潔確保に役立ちます。
- 消毒液・ゴム手袋・マスク: 感染症対策やケガの手当てに必要です。
非常持ち出し袋
避難指示が出た際にすぐに持ち出せるよう、リュック1つにまとめておきます。持ち出せる重さの目安は、成年男性約15kg、成年女性約10kg、こどもや高齢者約6kgです。
貴重品類
- 現金: 10円玉を含む小額紙幣(公衆電話や自動販売機用)
- 預金通帳・印鑑・保険証・免許証: 番号控えやコピーも用意
- マイナンバーカード・身分証明書
避難用具
- 懐中電灯: LED推奨。一人一つ用意し、電池は別に保管
- 携帯ラジオ: 情報収集に不可欠
- 予備の乾電池: または手巻き式の充電器
- ヘルメット・防災ずきん
生活用品
- 携帯電話充電器・モバイルバッテリー
- 着替え: 下着含む数日分
- 雨具: レインコートやポンチョ
- タオル・毛布・防寒具
- 救急用品: 絆創膏、包帯、ガーゼ、消毒液、常備薬、お薬手帳
- 筆記用具・メモ
- カップ麺・栄養補助食品: 即席で食べられるもの
こども・要配慮者の備え
- 乳幼児用ミルク・離乳食・おむつ
- おもちゃ・お菓子: 心のケアに役立ちます
- 高齢者用常用薬・補聴器・老眼鏡・入れ歯洗浄剤
台風対策おすすめグッズ
Amazonで検索できる防災グッズを7つのカテゴリーでご紹介します。いずれも初心者でも揃えやすく、コスパの良い商品が見つかります。
Amazonのアソシエイトとして、ekkohappy.comは適格販売により収入を得ています。
防災セット/非常持ち出し袋
初めての方には、必要なアイテムが一通り揃った防災セットが便利です。一人用から家族用までサイズ展開があり、リュック自体が耐水・耐火仕様になっている商品もあります。
懐中電灯(LED)
停電時に必須の照明器具。LEDタイプは消費電力が少なく、長時間使えます。最近ではUSB充電式や手巻き式、ソーラー充電対応の商品も増えています。
モバイルバッテリー
携帯電話の充電が切れると情報収集ができなくなります。大容量(10000mAh以上)でPD急速充電に対応した商品を選びましょう。ソーラー充電器とのセットもおすすめです。
カセットコンロ
停電時でも調理ができるカセットコンロは、温かい食事を作るために不可欠。ガスボンベは多めに用意し、換気に注意して使用しましょう。
非常食
水を使わずに食べられるアルファ米や、長期保存可能な缶詰、レトルト食品を揃えましょう。栄養バランスを考えたセット商品もあります。
窓ガラス飛散防止フィルム
強風で飛んできた物や、風圧で窓ガラスが割れることがあります。飛散防止フィルムを貼ることで、破片によるケガを防げます。DIYで簡単に貼れる商品がおすすめです。
携帯トイレ
断水時に最も困るのがトイレ問題。携帯トイレや簡易トイレは、バケツにセットして使うタイプや、凝固剤付きのものがあります。家族の人数×7日分を目安に用意しましょう。
注意点・向かない人
台風準備にはいくつかの注意点があります。以下の点は特に意識しましょう。
- 情報過多に注意: SNSやネット上のデマに惑わされないよう、気象庁や自治体の公式情報を元に行動しましょう。
- 買いだめは不要: 必要以上の買い込みは品薄を招き、本当に必要な人に届かなくなります。計画的な備蓄を心がけましょう。
- 高齢者やこどもがいる家庭: 避難行動に時間がかかるため、早めの準備と避難判断が必要です。普段から避難訓練をしておくと安心です。
- ペットを飼っている方: ペット用の備蓄(餌、水、ケージ、薬)も忘れずに。同行避難が原則ですが、自治体のルールを事前に確認しましょう。
- 在宅ワークの方: 停電・通信障害に備え、オフラインでもできる作業をリストアップしておくと、業務継続に役立ちます。
まとめ
台風13号は「猛烈な」勢力を保ちながら日本の南方海上に接近しつつあります。8月4日に小笠原近海に接近する見込みを皮切りに、その後の進路によっては本州にも大きな影響が出る可能性があります。
今回のチェックリストを参考に、家族で役割分担をして準備を進めましょう。防災グッズは一度揃えれば終わりではなく、定期的な点検と入れ替えが重要です。
台風は自然現象なので完全に防ぐことはできませんが、適切な準備と早めの行動で被害を最小限に抑えることは可能です。落ち着いて、確実に備えていきましょう。
FAQ
- 台風13号はいつ日本に上陸しますか?
- 2026年7月30日現在、気象庁の予報では8月4日に小笠原近海に接近する見込みです。その後の本州への接近については、8月5日以降の予報は誤差が大きくなるため、確定的なことは言えません。最新情報は気象庁公式サイトでご確認ください。
- 「猛烈な」台風とはどのくらいの強さですか?
- 気象庁の階級では、最大風速が54m/s以上の台風を「猛烈な」と表現します。台風13号は中心気圧920hPa、最大風速55m/s、最大瞬間風速75m/sで、これは車や家が吹き飛ぶほどの強風です。
- 備蓄はどのくらい必要ですか?
- 首相官邸のガイドラインでは、最低3日分、可能であれば1週間分の備蓄を推奨しています。飲料水は1人1日3リットル、食料はアルファ米や缶詰など保存の効くものを揃えましょう。
- 停電時に役立つグッズは何ですか?
- LED懐中電灯、モバイルバッテリー、携帯ラジオ、カセットコンロが必須です。ろうそくも使えますが、火災リスクがあるためLED照明を優先しましょう。
- 窓ガラスの対策は必要ですか?
- はい、必要です。強風で飛んできた物や風圧でガラスが割れることがあります。飛散防止フィルムを貼ることで、破片によるケガを防げます。カーテンやブラインドを閉めるのも効果的です。
- 避難するタイミングはいつですか?
- 自治体から「避難指示」が出たら、ただちに避難してください。「避難勧告」の段階でも、高齢者やこども、障がいのある方は早めの避難を検討しましょう。ハザードマップで自宅の危険度を事前に確認しておくことが重要です。
⚠️ 台風の進路・勢力予想は日々更新されます。最新情報は気象庁公式サイト(https://www.jma.go.jp/bosai/typhoon/)で必ずご確認ください。本記事の情報は2026年7月30日09時時点の気象庁発表に基づきます。


コメント